
皆さんこんにちは!
宮崎市郡司分できゅうりを育てている農家の
VIVA DaD、更新担当の中西です!
目次
〜苗から収穫までの栽培の流れ〜🥒🌱🌞
VIVA DaD日誌へようこそ😊
今回は、きゅうりがどのように育っていくのか、その一生を「種まきから収穫まで」の流れにそってご紹介します。畑に並ぶみずみずしいきゅうりたちも、じつは多くの手間と時間をかけて育てられているんですよ🌿
きゅうり栽培は「種まき」から始まります。地域や栽培方法にもよりますが、春の気温が15℃を超える頃がスタートの目安。種をポットにまいてから、約5〜7日でかわいい双葉が顔を出します🌞
この時期はとてもデリケートで、寒さに弱いきゅうりのために育苗ハウスで温度や湿度をしっかり管理します。風通しを確保しつつ、日差しが強すぎないように遮光ネットを使ったりと、実は神経を使う作業なんです💧
発芽した苗は、すぐに本葉を出してぐんぐん成長します。この「育苗期」は、きゅうり栽培の土台を作る大事な時期。
苗が丈夫に育たないと、その後のツル伸びや実付きにも影響が出てしまいます。
水やりのタイミング、温度管理、害虫のチェックなど、まるで小さな子どもを育てるような気持ちで苗を見守ります👀
苗が10〜15cmほどに育ったら、いよいよ畑やハウスに定植(植え付け)します。
畝を立て、マルチと呼ばれる黒いビニールを敷いて、地温の管理や雑草防止も忘れずに。
植えたあとは、支柱にツルを誘引したり、ネットを張って上へ伸ばす準備を整えます。
ここからは「毎日の管理」が勝負の分かれ目になります💪
定植後は日々の観察がとても大切。
✔ 水やり
✔ 肥料の追加(追肥)
✔ 病気や害虫のチェック
✔ ツルの整理や摘心(枝を整える作業)
そして、花が咲いたあとは人工授粉を助けたり、葉が茂りすぎて風通しが悪くならないよう、適度に剪定も行います✂️
この管理が甘いと、収穫量や品質に大きく差が出てしまうんです。
きゅうりは花が咲いてから収穫まで、わずか5〜7日ほどと、とても成長スピードが早い野菜です。
だからこそ、毎朝の収穫が欠かせません!
少しでも収穫が遅れると、実が太くなりすぎて硬くなってしまいます。
シャキッとした食感と、ちょうどいいサイズ感を保つには、タイミングを逃さないことが大切。
収穫したきゅうりはすぐに選別し、箱詰め、そしてその日のうちに出荷します🚚
鮮度が命のきゅうりだからこそ、スピード感が求められる工程です。
こうして育てられた1本のきゅうりには、たくさんの工程と手間、そして私たちの愛情が詰まっています😊
次回もお楽しみに!